2015年6月8日月曜日

交差点にブレーキ痕なし 北海道の一家4人死亡事故

◎2015/06/08 11:40更新 毎日新聞 - Yahoo!ニュース より全文抜粋。

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 北海道砂川市で車2台が衝突して一家4人が死亡した事故で、衝突現場の交差点にブレーキ痕がないことが8日、道警砂川署への取材で分かった。同署は、どちらかの車が信号無視をした可能性もあるとみて調べている。

長男は約800メートル離れた路上に車外に投げ出された後

  事故は6日午後10時35分ごろに発生。片側2車線の国道12号の左側車線を北上していた乗用車と、片側1車線の市道を西から東へ向かっていた軽ワゴン車 が衝突。軽ワゴン車を運転していた歌志内市の会社員、永桶(ながおけ)弘一さん(44)のほか、妻文恵さん(44)と高校3年の長女恵さん(17)が死亡 し、中学1年の次女光さん(12)も重体。北西に約800メートル離れた路上で高校1年の長男昇太さん(16)も亡くなっていた。乗用車に乗っていた男性 3人もけがをしたが、命に別条はない。

 同署によると、衝突現場付近の国道、市道双方とも路面にブレーキ痕はなかった。現場の国道は直線が約29キロ続く「日本一長い直線道路」と呼ばれる区間にあり、夜間はスピードを出す車が多いことで知られる。同署は事故の目撃者を探して詳しい状況を調べる。

 また、同署は衝突で車外に放り出された昇太さんが、後続車両に約1.5キロ引きずられたとみてひき逃げ事件としても捜査。引きずったとみられる破損した乗用車を運転していた男性らから8日も事情を聴き、朝から昇太さんを司法解剖して亡くなった時の状況を調べる。

 一方、亡くなった恵さんと昇太さんが通っていた道立砂川高(松原秀道校長)では8日午前、緊急の全校集会があり、2人の冥福を祈った。集会では松原校長 が事故を報告し、命の大切さを訴えた。同校3年の男子生徒は「本当に驚いた。砂川で起こったのが悲しい」と言葉少なに話した。
袴田貴行、安達恒太郎、渡 部宏人
 
 
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【引用元】
みーにゃの日記(ほのめかし・出来事の記録など) : 絶歌と北海道砂川市家族4人死亡事故